かぜ(かぜ症候群)
いわゆる“かぜ”とは、感冒ともかぜ症候群とも言います。
最初は体がだるくなり、発熱や寒気がしたり、鼻みず・鼻づまりが出て、のどが痛くなり、咳が出るようになります。
こうした症状以外にも下痢をしたり、嘔吐したりすることもあります。
大部分は細菌より小さいウイルスという病原体によるものです。
鼻の症状が中心であれば急性鼻炎、のどの症状が中心であれば急性咽頭炎、喉頭炎といったように呼吸の出入りをする部分から始まってきます。
かぜの特殊な種類としてはインフルエンザがあげられます。
普通の感冒(かぜ)とインフルエンザは明らかに違って、熱、関節痛、全身倦怠感が強く出ますし、感染力が違います。
かぜが長引く場合には、最初の“かぜ”とは違う病気になってしまっている、あるいは最初から“かぜ”ではなかったことが考えられます。
副鼻腔炎、扁桃炎、アレルギー性鼻炎、気管支炎、気管支喘息などがそれにあたります。
かぜの症状の際は耳鼻咽喉科医に相談しましょう。