溶連菌感染症

咽頭炎(のどの炎症の病気)の中でも、溶連菌(特にA群(ぐん)溶(よう)血性(けつせい)連鎖(れんさ)球菌(きゅうきん))という種類の細菌が原因の病気です。

この病気なぜ注意が必要なのかというと、のど以外の症状(合併症)をおこす可能性や人にうつす(咳、くしゃみ、汚染された食事)ことがあるからです。
症状はのどの痛み、発熱、体や手足に発疹、舌が赤くなるなどです。

合併症としては腎臓の病気(糸球体腎炎になるとタンパク尿、血尿が出ることがあります)やリウマチ熱(心臓や関節に炎症が及ぶことがあります)などがあります。

かかった時には、十分に抗生物質を内服することが大切です。
症状が消えても除菌できるまで処方されたお薬は飲み続けることが大切です。