喉の奥(男性でいうと“のどぼとけ”のあたり)に声帯があります。のどを使いすぎると声帯の縁に突起(ポリープ)ができます。これができると声がれが続き、のどの異物感をおぼえます。
軽症な場合はのどを安静にし(大声を出さない、長話をしないなど)、保存的に治療(抗炎症剤の内服と薬物吸入)を行えば治ることもあります。大きなポリープの場合は手術で取り除く必要があります。いずれにしても耳鼻咽喉科医にみてもらうのが良いでしょう。
予防するためには、のどへの刺激(ホコリ、アルコール、タバコ)や、長時間話したり、歌ったりすることを避けるなど、のどへの負担を軽くすることが大切です。